【フルキャスト】親方!空から大量のシーツが!【タオルたたみの口コミ】

フルキャストでのバイト体験の話です。
突如頭上から流れてくるメロディ。そしてそれと共に、空から落ちてくる大量のシーツ!
周りのバイトのおばさんたちはもはや慣れた光景なのか淡々と働いていましたが、僕は初めてそれを見た時、心の中で全力であのラピュタの名台詞を叫んでいました。
「親方!空から女の子が!」
・・・この記事は以下の口コミ記事の続きです。
前の記事↓
フルキャストの紹介先を口コミしてみる
日雇い派遣から斡旋しているフルキャストホールディングス株式会社。
一時期、僕はフルキャストにお世話になっていました。
平成から令和に切り替わった直後の大連休も、僕はせっせとフルキャストで働いていました。
連休中と連休前後は業界によってはめちゃくちゃ忙しくなるため、企業はフルキャストの人材派遣に助けを求めます。
クリーニング会社もその内の1つで、フルキャストに連日募集が出ていました。
僕は3日間その会社に派遣されたのですが、その3日間は主に次の2つのワードで説明することができます。
①タオルたたみ選手権
②シーツのばし選手権
クリーニング会社だと思ったら、オリンピック会場だったのです(謎解説)。
ちなみに1日目のタオルたたみ選手権のレポートはこちら↓です。
いやーなかなか孤独な戦いだった。(静電気に苦しみながら戦い抜きました。現場からは以上です)
フルキャストでシーツ伸ばし選手権大会!
クリーニング会社の事業内容を説明するのは簡単です。
タオルや浴衣、シーツ等ありとあらゆる布類を洗濯し、乾かし、たたむ。
以上です。(あ、いやちょっと殴らないですいません適当に言いましたごめんなさbrrr)
「以上です」って言っても、それが大変なんですよね。すごく重労働です。室温が高く、ペースも早い。
どんな仕事だって、プロとして働いている人がいます。業界を裏で支えてるんだなー。尊敬。
仕事開始!
さて、1日目のタオルたたみ選手権が終わり、二日目です。
フルキャストは正確には「日々紹介」であって、派遣ではありません。
僕らはあくまで紹介先に雇用されるわけなのです(1日だけであっても)。
というわけで、作業内容は雇用先が自由に決めるのは当然。
毎日同じことができるわけではありません。指示された場所で一生懸命働くのみ。
山のようなシーツと格闘
今回はタオルたたみ選手権の会場(?)ではなく、「シーツのばし選手権」の会場に案内されました。
大きなプレス機械の裏で、大勢のバイトのおばさんたちがせっせとシーツと格闘していました。
へー、昨日は表の方にいたからわからなかったけど、奥にはこんなに人がいて作業してたのね。
ブルーシートが敷かれた上に、洗濯・脱水済みのまだ乾いていないシーツが文字通り山のようになっていました。巨人に据えられたお灸みたい(たとえがわかりにくくてすみません)。
背丈ぐらいまで盛られたシーツの山もありました。マンガで見るような光景です。
それを一枚ずつ引き出して、病院でよく見るストレッチャー(患者を載せるやつ)みたいなところに広げて重ねていきます。
で、それを別のおばさん部隊がプレス機にキレイに載せると、シーツが延ばされキレイにプレスされます。乾いたシーツが表まで送られて、向こう側で待ち構えている部隊がきれいに畳んで結束します。
ぴたっごらっすいっち♪
「ですですさん」に教えてもらいながらシーツを伸ばす
「ですです」と同意するのが特徴的な三十代くらいの男性に、シーツの種類ごとのしわの伸ばし方を教えてもらいながら作業。
「この花柄のやつは、裏返ってるのはちゃんと元に戻して、開いてる口の側を手前にそろえてください」
「こんな感じでいいですか?」
「ですです」
みたいな会話をしながらシーツを伸ばしていく。
タオルたたみ選手権は熱々のタオルとの戦いだったけれど、シーツのばし選手権は清潔な洗い立てのシーツとの戦い。
魔女の宅急便の原作に、こんなお話があった気がするなあ。
親方!空から大量のシーツが!
さて、せっせとシーツをのばしていると、唐突にあるメロディが流れ始めました。
流れてるメロディが讃美歌だとわかったのは僕がクリスチャンだからで、みんなきっと何の歌か知らないんだろうな。
なぜに急に讃美歌?休憩時間の合図か?
と思っていると、バイトのおばさんたちとですですさんが床にスペースを空け始めます。
そして・・・。
ドサドサドサ!
空から大量のシーツが降ってきました。
ふぁ!?(;゚Д゚)
びっくりして見上げると、頭上にベルトコンベアがありました。
どうやら業務用洗濯機で洗濯されたシーツがベルトコンベアにより運ばれ、シーツのばし選手権の会場に落とす仕組みのようです。
事前に流れるメロディは、洗濯済みのシーツが頭上から落下してくるのを知らせる合図というわけですね。
ケガしなくてよかった
これ、フルキャストから派遣されたばかりでまったく何も知らずにいたら、思いっきり埋まる可能性ありました(;゚Д゚)
というか、ですですさん一回降られかけてましたし。
シーツはまだ乾燥してなくてめちゃくちゃ重いので、もろに降ってきたらケガするかもしれません。
まあ、もちろんその前に周りの人が警告してくれるでしょうが。
いやー、良いものを見た。これは口コミ記事にするしかないな。うーん、タイトルは何にしよう。「シーツのばし王に、俺はなる!」がいいかな。あ、そうだ、ジブリ系でいこう。ラピュタが良いな・・・などと考えながらシーツをのばしていたら、「すみません、またタオルの方に行ってもらえますか?」と声をかけられました。
へーい。
楽しくバイトできました
以上、シーツのばし選手権の口コミでした。
結局、あとはずっとタオルの方に行ってましたが。
フルキャストでのクリーニング会社への派遣は、おおむね良い思い出です。
ですですさんとも楽しく話せたし、シーツに埋まらずに済んだし。
フルキャストの仕事は楽しくやるのが一番です。
もちろん生活がかかってる人の場合、そんな気持ちになれないのもわかります。僕も毎月の収支は赤字になりつつだったので、やっぱり正直稼ぐ金額に目がいってしまう。
でも、仕事するなら楽しく仕事したいですよね。どんな境遇であっても。今明るく仕事できなければ、今の境遇を笑えなければ、次の環境でも笑えないんじゃないかなと。
たとえ最悪な紹介先であっても、
「うわ、自分こんなところで働いてるよ!うっけるー!」
くらい明るく仕事してれば、次のやるべきことも開けてきます。周りも明るくなりますよ。社会科見学の気持ちで、楽しんじゃいましょう。
たとえば僕の場合だったら、「今度これ記事に書こうっと」と観察しながら仕事してると、きつい仕事であっても面白くて、楽しめてしまいます。
フルキャストは拘束力がなくて、今日嫌なことあっても明日行かなくていいんです。そこで明るく元気に仕事をする練習をしましょう。
ブログに書いちゃうの、いいですよ。ネガティブに書きまくるのでなく、笑えるように書く。おすすめです。
もし面白い紹介先あれば、ぜひ口コミしてください。このブログでも記事として載せます。
というわけで、今回の記事は終わりです。





管理人:こーちゃん
一戸建て賃貸の縁側でパソコンに向かい、記事執筆をしている「えんがわライター」のこーちゃんです。
最近、兄が副業でwebライター業を開始。
某有名小説募集の推理部門において、最終選考まで残った経験がある兄に対して、しがないライターである弟がライターとしてのコツを伝授するという謎の事態に。
長野県在住、1児の父。構成・記事執筆・ワードプレスのタグ装飾まで手掛けます。
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