フルキャスト 即給とは? ホントに使える? システムとメリットを解説

「仕事の給料が振り込まれるのは来月。
でも給料日を待たずに今すぐお金が欲しい・・・!」
そう思っている人は多いでしょう。
支払いに間に合わない、急な事情でお金が必要、ゲームの課金をしたい、お酒を飲みたい etc…。
理由は人それぞれであって、その理由をとやかく追及する必要もありませんが(20代前半の僕だったら確実にゲームでした)、フルキャストの即給システムであれば、その悩みを解決できます。
即給とは、月払や週払いを待たずに振り込みを申請できるシステムのこと。
フルキャストで単発バイトをして、即給を利用すれば、早くて翌日には給料を受け取れる可能性があります。
この記事ではフルキャストの即給システムのメリットを解説します。
とはいえ、課金はほどほどにね!
即給の手数料に関して知りたい方はこちら
即給とはどんなシステム?
単発や長期の派遣バイトを紹介する株式会社フルキャストホールディングス。
そのフルキャストの中で、もっとも特徴的なシステムが「即給」です。
その名の通り「すぐに給与が受け取れる」というシステムであり、無職の方や借金のある方、また今すぐお金が欲しい方にとってぜひ利用したい制度となっています。
即給の特徴を見てみましょう。
1:前払いで給料を受け取れる
即給は最短翌日という早さで給与を受け取れる「給与の前払いシステム」です。
日払い、週払い、月払いなど、紹介先の企業によって支払い方法は様々。
しかし即給システムを利用すれば、企業の振込サイクルと関係なく給与を前払いしてもらうことができます。
2:日払いバイトとの違い
「即給と日払いバイトはどう違うの?」と思う方がいるかもしれません。
紹介先企業がスタッフに対して、その日のうちに給与を支払うのが日払いです。
一方、即給は企業の定めた振込サイクルとは関係なく、フルキャスト経由でお金が支払われます。
日払いと即給の給与体系の違い
・日払い
紹介先企業からスタッフに給与が支払われる。
・即給
紹介先企業 → フルキャスト → スタッフと3段階で給与が支払われる。
また、日払いはその名の通り当日にお金を受け取れますが、即給でお金を受け取れるのは翌日以降です。
3:どんなバイトでも即給を申請できる?
フルキャストで行ったバイトすべてで即給を申請できるかというと、そんなことはありません。
即給申請できるのは「即給利用できます」の項目があるバイトのみです。
企業の募集要項を見ると、必ず即給についての項目があります。
即給の項目が「利用できます」となっている企業のみ、募集詳細ページに即給IDが併記されており、即給の利用申請ができるようになっています。
基本的に「日払いかつ即給OK」というバイトは存在せず、どちらか一方となっています。
即給で受け取れる金額はいくら?
「すぐにお金が受け取れるのは分かった。でも、そんな良い話には必ず裏があるに違いない」と思いますよね。
その通り。
即給は便利なシステムですが、引き落としには振込手数料がかかるため、給与を完全に丸々受け取れるわけではありません。
即給利用可能額を上限とする
「即給の利用申し込み」をすることで、フルキャストの給与総額とは別に、即給利用可能額が積み上げられていきます。
例えば、日給8,000円のバイトへ10日間行き、そのうち5日が即給利用可能の企業で、各日で「即給の利用申し込み」をしたとします。
この場合、給与総額は80,000円になりますが、即給として申請できる額は半額の40,000円となります。
1000円単位
即給を申請できるのは1000円単位です。
「余った端数の金額は引き落とせないの?」と思いますよね。
余った金額は即給としては引き落とせませんが、通常の月払(又は週払)給与としてきちんと引き落とされるので、安心してください。
法定控除額を差し引いた額
即給申請をした場合、法定控除額(源泉所得税、社会保険料、雇用保険料など)が差し引かれた金額が振り込まれます。
即給利用可能額として積み上げられる段階で、給与から法定控除額が差し引かれるのです。
例として、時給1,000円、計8時間働き、所得税が200円だった場合、8,000円-200円で7,800円が即給利用可能額として積み上げられます。
税金や保険関係について詳しく書いた記事はこちら
振込手数料
即給と月払給与の異なる点は、即給には振込手数料がかかるということです。
振込手数料は以下の通りです。
スポット紹介 | レギュラー派遣 | |
---|---|---|
三井住友銀行 | 55円 | 110円 |
その他の口座 申請額3万円未満 |
275円 | 297円 |
その他の口座 申請額3万円以上 |
275円 | 330円 |
見ての通り、三井住友銀行が圧倒的にお得です。
スポット派遣だとそれ以外の銀行の1/5、レギュラー派遣だとそれ以外の銀行の1/3です。
即給のメリット・デメリット
即給の全体像はつかめたでしょうか?
この章では即給のメリットとデメリットをまとめましたので、参考にしてください。
メリット1:最短即日で現金を受け取れる
即給の最大にして唯一のメリットは、月末や25日を待たずに給料を受け取れること。
お金に困っていたり、「とにかく今すぐお金が必要!」という人にとってうれしいシステムとなっています。
デメリット1:振込手数料がかかる
すぐに給与が受け取れる反面、デメリットは振込手数料がかかることです。
即給による振込申請の回数が増えるほど手数料が多くかかります。
三井住友銀行の口座を持っていれば比較的割安(最大110円)で給与を引き落とすことができますが、そうでない人にとっては、繰り返し使うほど損をしてしまいます。
かといって、三井住友銀行の口座を開設しようとしても、大体1~2週間かかります。すぐに即給を利用したい人にとっては、1~2週間かかったら意味がありません。
それ以外の金融機関で手数料を安くしたいならば、毎日即給の利用申し込みをしつつ、引き落とすときは3~4日分をまとめて申請するなどの工夫が必要です。
デメリット2:不具合が生じる可能性
即給には利用申し込みやタイムシートの記入など、様々な手順を踏む必要があります。
また、「自分」「紹介先企業」「フルキャスト」「金融機関」とたくさんの関係者を経由してお金が届くので、途中で不具合が生じる可能性が大きくなります。
不具合が生じると、今すぐにでも欲しい給料の振り込みが遅延し、結局欲しい時までに振り込んでもらえないことも。
デメリット3:働いた当日に利用申し込みをする必要がある
スポット派遣(単発バイト)の場合、働いた当日に即給の利用申し込みをしなければ、即給として積み上げられません。
次の日に「あ、即給利用できる企業だったのに、利用を申し込むの忘れてた!」と思い出して申請しても、受け付けてもらえません。
レギュラー派遣であればまとめて利用申し込みできるのですが、スポット派遣の場合毎日の手順が多くなるのが厄介なところです。
まとめ:手数料に気を付けて利用しよう
以上、即給のシステムやメリット、デメリットについて見てきました。
様々な使いにくさはあれど、やはりすぐに現金を受け取れるというシステムは魅力的です。確実に現金を受け取るためにも、手順を間違えないようにしましょう。
また、回数を分けて即給を引き落とすと、そのたびに手数料がかかります。
三井住友銀行以外の金融機関を利用する場合、3回即給を引き落とすだけで、1,000円近い手数料が引かれてしまいます。
お金を手にする日まで少し余裕があるのであれば、なるべく手数料が安くなるように数日分の即給をまとめて引き落としを申請しましょう。
即給の利用方法についての記事はこちら
様々な手数料についてもっと詳しく知りたい方はこちら





管理人:こーちゃん
一戸建て賃貸の縁側でパソコンに向かい、記事執筆をしている「えんがわライター」のこーちゃんです。
最近、兄が副業でwebライター業を開始。
某有名小説募集の推理部門において、最終選考まで残った経験がある兄に対して、しがないライターである弟がライターとしてのコツを伝授するという謎の事態に。
長野県在住、1児の父。構成・記事執筆・ワードプレスのタグ装飾まで手掛けます。
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